NHT式自毛植毛のメリットはなに?
- 段階的に麻酔をおこなうため痛みの調整ができる
- 精密な植毛ができる
- 手術時間が短め(日帰りOK)
NHT式自毛植毛はFUT法(メスを使う)術式で手術を行います。通常この術式の場合は痛みが大きくなるデメリットがあります。
しかし、NHT式自毛植毛は段階的に麻酔を調整することで痛みをコントロールすることができる唯一の術式になっています。
NHT式自毛植毛のデメリットはなに?
NHT式自毛植毛のデメリットは以下の通りです。
- メスを使う
- 帯状の傷が残る
- 費用が高額
一昔前のメスを使う術式で、ドナーを採取する際に後頭部を帯状に採取する必要があります。この術式だとどうしても傷あとが大きさと比例して痛みも増える傾向にあります。
NHT式自毛植毛の特徴
NHT式自毛植毛の最大の特徴は麻酔になります。簡単に説明すると麻酔は注射するだけでもチクっと痛みますが、段階的に注射をおこない、麻酔の痛みを最小限に抑えられる術式になっています。
そして麻酔が十分に効いた状態で植毛手術をおこなうことで痛みをほとんど感じることなく、手術を終えることができます。
自毛植毛の手術をする場合、ドナーと呼ばれる移植のもとになる毛包を後頭部から採取する必要があります。この際にメスを使って採取すると後頭部に大きな傷あとが残ります。
それに伴い、痛みも大きくなりますが、NHT式トゥワイライト麻酔とツメッセント麻酔を併用することで痛みを極限まで減らした状態で植毛手術を行うことができます。
NHT式自毛植毛が開発された経緯
NHT式自毛植毛の術式を確立したのはアメリカ・カリフォルニアのスティーブン・チャン医師です。
スティーブンチャン医師は元々麻酔科医なのでこの術式を確立する際、麻酔をうまく使い分けることで痛みを最小限にコントロールできると、この術式考えだしたようです。
しかし、現在紀尾井町クリニックでは、このNHT式自毛植毛の取り扱いがありません。なぜなら紀尾井町クリニックでもFUE法(メスを使わない)術式が主流となり、NHT式自毛植毛は時代遅れの術式になってしまったからです。
導入しているクリニック
NHT式自毛植毛は日本で導入していたのは、紀尾井町クリニックしかありません。
※現在は取り扱っていません。
まとめ
NHT式自毛植毛は、紀尾井町クリニックがアメリカから導入した技術です。日本では、この術式を導入しているクリニックは他にありません。
最大の特徴は「NHT式トゥワイライト麻酔」と「ツメッセント麻酔」を段階的に使うことで手術の痛みをコントロールすることにあります。
しかし、いくら麻酔で痛みをコントロールできると言ってもメスを使う術式なので、現在のメスを使わない術式にはかないません。
もっといい条件で負担をかけずに結果がついてくるクリニック・施術方法を比べて手術を決めるべきだと思います。
植毛手術を考えている場合、ひとつのクリニックで決めず、いくつかのクリニックでカウンセリングを受けてから決めるのがおすすめの方法です。
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